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クレーム処理で不本意な念書 コンプライアンスに強い中川総合法務オフィスは知財とリスク管理を専門とするコンプライアンスプロフェッショナルオフィスです。

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クレーム処理で不本意な念書を書かされても撤回する方法

  • クレーム処理と不本意な念書

     まず第一に肝に命ずべきことは、「念書を取られたら簡単には効力を否定できない」です。

     それは、たとえクレーマーが強引に念書を要求した結果、やむを得ず「誠意をもって、すべての損害を賠償させていただきます」というような賠償約束の念書を取られて場合には、強要だとか、錯誤だとか、軟禁状態であったとか言っても、簡単には効力は否定できないと思って下さい。

     暴力団事務所で書いたとかいうならともかく現在の書面重視の裁判実務のもとでは、現実に署名のある文書がある限りその効力否定は極めて困難です。

     たとえ、印鑑が押捺されてなくても、署名だけでも十分に証拠となります。証拠裁判主義なのですよ。

     暴利行為の場合や末端職員で権限がなくてもそれをしっかりと証明する必要があります。また、後者は民法の109条以下の表見代理行為として有効になることがあります。

    それは、色々な事情があるでしょう。

     私も、NTTが近所の新築の家の電話線新設工事で、バックミスした請負会社のクレーンが私の新車をまともに潰して、往生した時に、交渉の過程で大阪の中央大学出身の○法会出身のH弁護士が出てきて、当初の相手の誠意ある行動を全く無視して新車の価値の大幅な減少を全く考慮に入れずに一方的に文書を送ってきて、電話で怒鳴られ、一体これは何かとびっくりしたことがあります。こんな○くざな弁護士もいるのですね。

     自宅が舞台であったので、シャイな妻は非常に怖がり、小さい子供もいるし、愛する家族を何よりも守ることが最重要であったので、私もほとんど反論もせずにサインしたことがあります。いまだに耳底にしわがれ脅し声が沈殿しています。

     まあ、ほんとに私も今考えてもあの時に詰め寄られてサインすべきではなかったが、まだ民間会社に勤務中で法務実務もやっておらず、それに上にかいたような個人的事情でサインして処理を済ませたのですよ。なんで、被害者を弁護士は怒鳴る弁護権があるのですか。想起するたびに憤懣やる方ない。

     ですから、念書を書くときには、ほんとに様々な事情があると思います。

     相手がとっても口達者なクレーマーであったとか、法律家であったとか、迫力負けしたとか。苦手タイプも。

     しかし、相手方の自宅とか事務所や密閉された空間ではこういうことが起きがちです。

     その時に勇気を持って、「すでに3時間経過しており、夜間に長居はできませんので、本日はいったん引き取らせていただきます」とかいいましょう。 

     でも難しいですね。善人であればある程難しいでしょう。

     そこで、念書の撤回の通知を出すのはどうでしょうか。これは、前述の証拠裁判主義のもとでは一定の効果はありますよ。

     撤回」は、意思表示自体の効力を否定せずに、将来に向かってその意思表示を一方的に否定するという意味です。
     これは、法律上の無効・取消原因がないときには、撤回の文書を出せば、念書による賠償約束の効力を事実上、否定できるのです。

     ただし、遅くとも念書を作成した翌日に出すべきでしょう。念書による裁判請求があれば手遅れになりますから。

     もちろん、配達証明付き内容証明郵便と普通郵便の2通を出します。

     実務でしばしばあるのですが、配達証明付き内容証明郵便の受領を拒絶する可能性があるので、それに普通郵便でも郵送したと記載されていれば、間接的に相手方は、同文の撤回通知を普通郵便にて受領したであろうことの証明ができるからです。


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