熊本への旅‥リスクマネジメント(災害危機管理)の研修講師を依頼されて【2021/05】
■先週は、九州の熊本で、市町村の中堅幹部以上の主に一般職職員を対象に、リスクマネジメント・災害危機管理の研修講師を務めてきた。何年も続いていたのであるが、昨年は新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が全国に発令された関係で、中止となったので2年ぶりであった。
■熊本は、ご存じのように、近年とても厳しい自然災害に連続して見舞われている。
・2016年の熊本地震 マグニチュード7.3で益城町は、なんと震度7が2回連日発生であった。
・2020年の熊本豪雨 球磨川の大氾濫で、人吉市や球磨村は甚大な水害に見舞われた。
何れも亡くなられた多数の方々に、心よりご冥福を祈る。
■私は自作の2種類の研修テキストに、これらの災害事案を詳しく、他府県の災害も含めて多数載せた。事例式の研修にした。熊本県全体からの参加者を、県全体の運営主体組織が、コロナ感染対策をしっかりしたうえで、グループ形式にしてくれたので、多くの事例を討議して理解を深めてもらった。
勿論私も自腹で、COVID-19「PCR検査」をして、陰性証明書を送付して臨んだ。
この研修の模様は、中川総合法務オフィスニュースレターにして研修組織に送る予定である。活用していただいて結構であるし、もしこのような研修を受けたいのであれば、中川総合法務オフィスへ申し込んでほしいからである。
■熊本は、文教地区にホテルを取った関係で、朝夕におおくの小学生、中学生、高校生、大学生の姿を見ることができた。何となく幸せな気持ちであった。明るい未来を目指せ。
帰りに、熊本駅で熊本ラーメンを食べ、家族へのささやかなお土産も買った。